トップ > 食育訪問 >Zucca FINE VEGETABLE & DELI

メインタイトル

栗マロンかぼちゃは大量生産が難しく、一部でしか流通しないプレミア野菜です。艶やかで大きくずっしりと重い1玉は、他の品種と比べると圧倒的な存在感。そして何より特筆すべきは、かぼちゃの概念を覆す目からうろこの味わい。多くの女性たちをとりこにしています。

ガラスのショーケースから、好きなデリをチョイス。ボックスに詰めてもらえるので、持ち寄りランチにもおすすめ。

高級かぼちゃを日々の食卓へ。

神戸・御影の瀟洒な住宅街にある「Zucca(ズッカ)」。こちらでは「栗マロンかぼちゃ」と呼ばれる希少な高級かぼちゃを専門に扱っています。長年、大手スーパーや有名デパートへの卸しを中心に行っていましたが、より広くそのおいしさに触れてもらいたいと、今年テイクアウトのデリショップ「Zucca FINE VEGETABLE & DELI」をオープンしました。ショーケースには、栗マロンかぼちゃをアレンジしたお惣菜やスイーツが並び、珍しいかぼちゃ料理を目当てに、連日たくさんの女性客が訪れています。「主婦のみなさんがちょっと楽をしたい日に、食卓に華を添える一品を買ってもらえれば」と話すのは、専務取締役の佐藤一さんです。

今年初入荷の栗マロンかぼちゃを前に、佐藤さん親子は「立派で美しい!」とその出来にご満悦。

おいしさの秘訣はでんぷん量。

佐藤さんが栗マロンかぼちゃと最初に出合ったのは中学生のころ。市場で働いていた父親がその魅力に引き付けられ、佐藤さんも惚れ込みました。ホクホクとした食感とほっくりとしたやさしい甘さは、その名に違わず栗のよう。この個性的な味を生み出すカギはでんぷん含有量にあります。栗マロンかぼちゃはずっしりと手にかかる重さの5分の1がでんぷんで、これは一般的な品種の実に10~15倍。「でんぷんは時間をかけて糖化する性質を持っているので、含有量が多ければ多いほど甘いかぼちゃになります。うちでは入荷後すぐには販売しません。完熟で収穫したものを風通しの良い日陰で1~2週間かけて追熟させています。そうすることでさらに甘さが乗り、ホクホク感もアップした最高の味になるんですよ」。栗マロンかぼちゃは6月からが収穫シーズン。この日はちょうど今年の初物が宮崎県の農家から届いたばかりで、店の隅で静かにお披露目のときを待っていました。

スイーツ店やベーカリー店のようなおしゃれな店構え。Zucca(ズッカ)はイタリア語でかぼちゃの意味。

産地の汗をお客さんに伝えたい。

寒暖差のある地でよく育つ栗マロンかぼちゃは現在、宮崎県、長崎県、北海道で作られています。生産者は栗マロン研究会に所属し、70人ほどしかいません。「普通のかぼちゃは家庭菜園でも比較的栽培しやすいのですが、栗マロンかぼちゃは大変手のかかる野菜。種は直まきせずに発芽させてから植えますし、栄養を集中させて大きく育てるために、1本のつるに1玉しか作りません。葉やつるのとげがデリケートな実を傷つけないよう、栽培中は風向きにも注意を払います。中途半端な思いではできない野菜なんですよ」。佐藤さんは作り手の苦労やプライドを知っているからこそ、厳格な品質管理と販売に全力を注ぎます。これからは女性が喜ぶかぼちゃの加工品をもっと増やし、手厚く産地を支えていきたいと語る佐藤さん。作り手と売り手の情熱が最高級の味を高めています。

Zucca FINE VEGETABLE & DELIのおすすめ

かぼちゃのスムージー

栗マロンかぼちゃにオレンジ、バナナ、豆乳をブレンド。トロリとしたのど越しで、かぼちゃを飲むという感覚が新鮮です。

フライドかぼちゃ

油でからりと揚げたかぼちゃは、スナックのような手軽さが人気。ビールのおつまみとしてはもちろん、子どものおやつにもぴったりです。

かぼちゃのサラダ

レーズンとクリームチーズが入って、まるでスイーツのよう。砂糖は加えず、かぼちゃ本来の自然な甘さでヘルシー。

DATA:

Zucca

兵庫県神戸市東灘区御影郡家1-23-13

TEL 078-821-0831

Zucca FINEVEGETABLE&DELI

兵庫県神戸市東灘区御影郡家1-23-13

TEL 078-821-8831

営業時間 11:00~19:00

定休日 水曜

URL http://www.zuccazucca.com

(2015年6月 現在)

 

Zucca  からのメッセージ

当社は絶対においしいと断言できる、味にはずれがないかぼちゃを取り扱っています。特にZucca FINE VEGETABLE & DELIで販売しているものに関しては、高品質な栗マロンかぼちゃの中でもエリート中のエリートが勢ぞろい。ぜひ一度ご賞味ください。

【取材レポート】
1年中栗マロンかぼちゃを食べたいというお客さんたちの要望に応え、カットして冷凍したものも販売されています。レンジで温めるだけでOKと聞き、ずぼらな私は手軽さに惹かれて購入。ワクワクしながらチンし、おすすめと言われたバターをトッピング。ちょっぴりだし醤油をかけてみると…。まるで煮物のような深いコク。手間をかけて調理したような味わいが感じられます。それもそのはず。シーズン中の一番おいしい時期にベストなものだけを厳選。食感や味わいを損なわないように加工技術を磨き、販売までに3年もの年月がかかったそう。生にも劣らない風味にすっかり魅了されました。

 

食育大事典facebookページ
ページのTOPへ