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社員だけが利用できる社員食堂。ボリュームがあって栄養バランスに優れリーズナブルとなれば、誰でも食べてみたいと思うものですよね。そんな願いを叶えてくれる社員食堂におじゃましました。

木を基調にしたフロアはスタイリッシュ。フロア中央にはシンボルツリーを植樹し、安らぎのスペースを確保。養蜂場にもなっており、梅田産のピュアなハチミツを採蜜しています

生産者と消費者をつなぐ場

創業以来100年以上にわたり食料生産の分野に携わってきたヤンマー(本社・大阪)では、これまで「つくる人」と「食べる人」をつなぐ活動に尽力してきました。その一環として今年2月からまた新たな取り組みに挑戦。2014年に竣工した本社の社員食堂をランチレストラン「プレミアムマルシェOSAKA」と名付け、土日(11:00~15:00)に限り一般開放を始めています。

土日に提供するランチメニューは一汁三菜の「プレミアムマルシェランチ」。野菜がたっぷりの週替わりメニューで、メインは魚か肉の2種類から選べます。加えて、社員投票で味を決めたスパイシーさが自慢のカレーもラインアップ。米や野菜などの食材は生産者の顔が見えるものを全国から取り寄せ、農家の想いやこだわりを食べる人たちに届けています。

メインの脇を飾るみずみずしいサラダにも注目。使われているのは自社農園で栽培する葉物野菜です。同社では障がいをもつ人の個性を生かし雇用を推進するため、滋賀県内にヤンマーシンビオシス(栗東事業所)を設立。減農薬のレタスや水菜などを水耕栽培で育てています。「私たちは機械などを売るだけでなく、農作物がお客様の口に入るまでが農業という考え方を持っています。プレミアムマルシェOSAKAはこうした理念や自社の取り組みを広くみなさまに知っていただくための情報発信の場とも捉えているんです」と、総務部専任課長の角田洋一さんは言います。

食の多様性にも対応したいと登場したムスリム料理。フレッシュな野菜が自由にチョイスできるサラダバーは平日のみで社員だけの特権。お弁当派の社員にも人気だそう。

社食でのランチが仕事の活力

新しい社員食堂のプロデュースを手掛けたのは、セブンイレブンのブランディングなどを担うクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏。木を基調としたフロアは洗練されたインテリアがまぶしく、ハチの巣をイメージしたテーブル席は背もたれが高く落ち着いた雰囲気です。また、木製のトレーや陶器の器を採用するなど温かみを重視し「見た目からおいしく」にこだわりました。

メニュー立案には女性社員が大活躍。旬の食材を積極的に使用し、おいしく栄養価の高いメニューを目指すことで食べる楽しみを高めました。また、社員の健康を考え、添加物は控えめにすること、味噌汁の出汁はカツオと昆布から取り減塩に配慮することなど、女性ならではの意見が随所に反映されています。さらに、社員の要望で独自基準のムスリム料理も用意。メニューのグローバル化にも努めています。

おいしい湯気に誘われて、最後の最後まで何を食べようか迷いそう。忙しさからひととき解放されて、心落ち着くランチタイムが過ごせます。

カフェの取り組みを足掛かりに

プレミアムマルシェOSAKAの週末ランチレストランはオープン以来好調で、リピーターも続々と増えています。健康志向の人や食に関心の高い人、ママ友の集まりや学生など利用者も多彩で、開店を待って行列ができることも。利用者からは「野菜がしっかり食べられて良かった」「味付けやボリュームにも満足できた」という喜びの声がたくさん寄せられているそうです。また社員が家族連れで訪れることもあり、職場の雰囲気を妻や子どもに知ってもらう良い機会になっていると言います。

「今後は2013年から取り組んできたプレミアムマルシェ・青空市場のイベントとカフェを融合させるなど、さらに深く消費者と生産者がつながる場を提供できればと思っています」と意気込みを話してくれた角田さん。いろいろと構想はあるようで、さらなる展開が楽しみです。

ヤンマー プレミアムマルシェOSAKAのおすすめ

プレミアムマルシェランチ

一般に提供するメニューは社員が平日食べているメニューが基本となっています(写真は一例)。サラダはシャキシャキで出汁の風味が豊かな味噌汁とお米が絶品!

プレミアムマルシェカレー

スパイスがきいた社員こだわりのカレー。自社栽培の野菜を使ったサラダとフロア中央にある養蜂場で採蜜したハチミツシロップを添えて。

オニオンドレッシングソース

自社農園で栽培したタマネギを生かしてドレッシングに。ランチ時にはサラダにかけて味わえ、販売もしています。

DATA:

ヤンマー プレミアムマルシェOSAKA

大阪府大阪市北区茶屋町1-32

YANMAR FLYING-Y BUILDING 12階

営業日 毎週土日

営業時間 11:00~15:00(LO14:30)

 

ヤンマー プレミアムマルシェOSAKA からのメッセージ

産地や食材にこだわった体にやさしいランチをみなさまに提供しています。おいしいランチを召し上がっていただくことで、当社の取り組みを身近に感じてもらえればうれしいです。

【取材レポート】
おじゃましたのは社員食堂が最もにぎわう正午前。用意された213席はあっという間に満席に。多種多様な飲食店がひしめく界隈にあって社員の約6割が社員食堂を利用するというのだから、その人気ぶりがうかがえます。「社員食堂が新しくなってから他部署間の人とも顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションが広がりました」と笑顔を見せるのはブランドコミュニケーション部広報グループの古本舞唯さん。食堂としてだけでなく、カフェとして多目的にフロアを活用しているそうで、お客さんとの商談に使ったり、社員がパソコンを広げて仕事をしていることも。フロアの一部は夜になるとバーに変身。仕事を終えてからはビールを手に親睦を深めているそうです。最近の社員食堂は進化しているとは聞いていましたがこれほどまでとは……。体感してみて社員のみなさんがうらやましくなりました。

 

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