初鰹に戻り鰹、美味しいカツオはどっち?

「目には青葉、山ホトトギス、初鰹」とも詠まれたカツオは、特に初物好きの江戸っ子に珍重されました。初物を食べると75日寿命が延びるといったことわざもあり、値の張る初鰹をこぞって買い求めたんだとか。回遊魚であるカツオは南の海から黒潮に乗り、イワシなどを追って北上を始めると、夏には三陸~北海道沖にまでに達し、水温の低下と共に南下します。新緑の頃に獲れるものを、初鰹(上り鰹)と呼びます。まだ脂の乗り始めなので、淡泊な味わいが特徴です。北上と共にたくさん餌を食べ、秋口に南下を始める頃にはたっぷり脂が乗り、戻り鰹(下り鰹)と呼ばれるようになります。簡単に言えば、あっさりの初鰹、こってりの戻り鰹。時季を追うごとに変わる味わいを、楽しまれてはいかがですか?

初物七十五日とは?

昔から、初物(はつもの)は縁起がよく、食べると寿命が75日延びると言われてきました。また好んで初物を食べることや、新たな物事にすすんで手を出すことを、初物食いといいます。初物とは、旬の走りや出始めたばかりのもののこと。実りの時期にはじめて収穫された穀物や果物、シーズンを迎えて最初に水揚げされた魚介などのことをさします。例えば、初鰹や新茶、新米など、季節ごとに様々な初物がありますね。寿命が延びる日数が75日とされる理由には諸説あるそうですが、中国から伝わる五行思想・五行説に基いた、季節の区切りの考え方や、種をまき、発芽して収穫までの日数がおよそ75日であることなどがあげられます。うわさ話というものはそう長く続かないというような意味で「人のうわさも七十五日」とも言われますが、ひとつの区切りとして、75日という日数が使われてきたようです。

さっぱりいただけるカツオのレシピ

カツオのたたき香味ダレ|作り方

  1. ショウガは1cmの長さの千切りにする。
  2. ミョウガは縦に2等分して、縦に薄切りし、1cm長さに切る。
  3. 細ネギは小口切りにする。
  4. (1)(2)(3)の薬味を混ぜ合わせておく。
  5. しょう油、ミリン、砂糖、白すりゴマを混ぜ合わせてタレを作る。
  6. カツオのたたきは、7mm厚に切る。
  7. 皿に(6)を4等分して並べ、(4)の薬味を乗せ、上から(5)を1/4量ずつかける。
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