夏の瓜なのになぜ冬瓜?

トウガンは、夏が旬の野菜です。でも漢字だと「冬瓜」と書きます。トウガンは保存性が高く、昔は夏に収穫したものを、風通しのよい暗い場所に置いておき、冬の保存食としていたところから名付けられたと言われています。食べ物の少ない冬には、重宝した食材だったのでしょう。また、熟したトウガンの表面に付く白い粉が、雪の様に見えるから名付けられた、という説もあります。
トウガンの正しい呼び名は「トウガ」といい、関西では「カモウリ」とも呼ばれます。見た目にも涼をさそうトウガンは、95%以上が水分。カロリーも低く、ダイエットや夏バテの予防にも効果的な食材といえます。

冬瓜の栄養価と効用

・むくみ・高血圧
冬瓜は余分なナトリウムを排出して血圧を正常に保つ働きをするカリウムを多く含んでいます。また、腎臓で老廃物の排出を促す作用もあるので、むくみの解消や高血圧にもいいといわれています。


・ダイエットサポート
冬瓜は95%が水分で、100gあたり16kcalと低カロリーな食材です。そのため、ダイエット食材としても注目されています。味は控えめでクセがないので、様々な料理の具として用いることができ、かさ増しや代替食材としてもぴったりです。


・風邪予防・肌のアンチエイジング
肌の健康維持や風邪に対する抵抗力を高めるビタミンCも含んでいます。ビタミンCにはコラーゲンの生成促進やメラニン色素生成阻害作用があり、内側からの紫外線対策としても役立ってくれます。


・夏バテ・火照り
冬瓜は漢方などで体を冷やす働きをもつ食材と考えられています。冷え性の人などは食べ過ぎに注意が必要ですが、のぼせや火照り、解熱用としても利用されてきました。また、カリウム不足は夏バテの原因の一つともされているため、冬瓜を食べることで体を冷やす効果と相乗して、夏バテの緩和にもなります。

冬瓜のココナッツミルクスープ

冬瓜のココナッツミルクスープ|作り方

  1. アサリは塩水(1リットルに塩大さじ2を目安にします。分量外)に浸けて砂ぬきしておく。冬瓜は皮をむいて、1cmの厚さほどの食べやすい大きさに切る。セロリは固い筋があれば取り除き、1.5cmの厚さの斜め切りにする。
  2. 鍋に、酒、だし汁を入れて火にかけ、沸騰してきたところにアサリを加える。アサリの口が開いたら、アサリだけを取り出して、ココナッツミルクと冬瓜を加える。
  3. 冬瓜に火が通りかけたところでセロリを加え、中火の弱火にして更に煮込み、冬瓜が柔らかくなったらアサリを戻し入れる。
  4. 塩で味を整えて出来上がり。温めておいたスープ皿に、4等分に盛り分ける。
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