コープ・ラボ たべる*たいせつミュージアム
「食べたごはんやおやつは体の中でどうなるの?」「どうして食べる前に手を洗わなきゃいけないの?」。子どもたちのこんな疑問に、パパやママたちはどう答えていますか。正しく答える自信がないという大人も多いかもしれません。「コープ・ラボ たべる*たいせつミュージアム」で親子一緒に楽しみながら、食への学びを深めましょう。
見学動線はワンフロアにまとめられ、子どもたちが回りやすく飽きずに学べるよう工夫されています。
食の安全ゾーンにあるさまざまな検査室。検査ごとに部屋が分かれ、商品検査に必要な機器がずらりと並んでいます。タイミングが合えば、検査員の仕事の様子を垣間見ることも。検査室内は常に清潔に保たれています。
思いのほか難しかった味覚テスト。微妙な味の変化に疎くなっていることを知り、食生活を見直そうと反省…。
コープ・ラボ たべる*たいせつミュージアムのみどころ
食の安全ゾーンより
どんな菌が食中毒の原因になっているのか、食中毒と微生物の関係も展示を見ると一目瞭然。
人体トンネル
こちらは食育ゾーン。大きな口を開けた人体模型が出迎えてくれます。
検査員の解説
微生物検査のデモンストレーションをガラス越しに見学。疑問が浮かんだら、検査員に直接質問することもできます。(団体見学時のみ)
巨大うんち模型
巨大なうんちのオブジェに子どもたちは大興奮。約5年分の量(1日の量をテニスボール1個分と換算)を再現しています。
DATA:
コープ・ラボ たべる*たいせつミュージアム
大阪府和泉市テクノステージ3-1-3
TEL 0120-031-001
(大阪いずみ市民生活協同組合 組合員サービスセンター)
営業時間 10:00~16:00(入場は15:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
入場料 無料
URL http://www.izumi.coop/museum/index.html
(2016年1月 現在)
【取材レポート】
体験プログラムでは、正しい手洗いについても学びました。汚れに見立てた蛍光ローションを手に塗り、せっけんで洗った後、ブラックライトにかざしてどれだけ汚れが落とせているかを確認します。自分では完璧に洗い落とせたと思っていても、指の付け根や手首、爪の間などは洗い残しが多いそう。その手で食品や食器、調理器具に触れてしまうと、菌が移染し危険が広がります。食中毒予防はまず正しい手洗いから。その大切さを改めて心に刻みました。