松鶴寿司
「一度食べたらやめられない」と、関西の食通たちの間で密かに人気が高まっているぽん酢「冷奴乃友」。考案したのは神戸の寿司職人です。国産食材を惜しげもなく使用し、こだわり抜いた1本は、贅沢な味わいです。
店主の藤原守さん(右)と息子で2代目の弘法さん(左)。地元で長く愛される味を守っています(画像上)。カウンターが数席でアットホームな雰囲気。馴染みの顔が揃うことが多く、賑やかな声がこだまします(画像下)。
醤油は9種類以上をブレンド。寿司に付けすぎてもしょっぱくないように計算されています(画像上)。弘法さんは寿司職人としてだけでなく、催事に出店したり新商品の開発にも力を注いでいます(画像下)。
「お魚乃友」ではまろやかすぎて物足りないという人は、ゆずとすだちのパンチを利かせた「冷奴乃友」がおすすめ(画像上)。松鶴寿司の味をすべて試したい人には、販売している全商品を詰め合わせたセットもあります。贈り物にも最適(画像下)。
松鶴寿司のおすすめ
蒸し穴子
ふわっと口の中でとろける蒸し穴子のにぎり。煮詰めはまろやかな甘みとコクが感じられます。
玉子
しっとりと焼き上げた玉子焼き。店を訪れたら必ず食べたい、店主の心意気を感じる味です。
冷奴乃友
神戸の名品として「神戸セレクション」にも認定された「冷奴乃友」。締まるような酸味が一度食べるとやめられないと人気です。
土佐酢
サラダやもずくにさっとかけるだけで味が決まる便利な1本。酸味が穏やかで丸みのある味わいです。
DATA:
松鶴寿司
兵庫県神戸市須磨区前池町2−2−7
TEL 078−733−1045
営業時間 11:00〜14:30 16:30〜22:00
定休日 水曜日・第3火曜日
【取材レポート】
メディアなどに取り上げられる機会も増え、人気に火がついた松鶴寿司のぽん酢。蒸し穴子のにぎりに使う甘だれも、期待に応えてついに商品化。催事では甘だれをたっぷりと絡ませた蒸し穴子めしを販売すると、1週間で800食も売れる盛況ぶりだそうです。現在はお客さんからの要望で煮魚用の出汁やそうめんつゆの開発も行っているそう。まだまだ勢いは収まりそうにありません。