ならBonbon
ガラスの小瓶に入った小さなあめ玉。赤や緑、茶に白と色とりどりに並んでいます。ここは奈良にあるあめ専門店「ならBonbon」。県内産の食材を一粒に込め、奈良の魅力を伝えています。
手のひらにすっぽりと収まるほどの小さな瓶に入ったあめたち。ずらりと並んでいる様子にときめきます。
カラフルなラベルやパッケージは正倉院の文様をモチーフにしています(画像上)。手まりの形は奈良時代に伝わったとされている蹴鞠からインスピレーションを受けて(画像下)。
あめは職人による手作り。ふぞろいな形から、温かみが伝わってきます。
ならBonbonのおすすめ
片平あかね
奈良の伝統野菜を使った看板の味。ほのかな甘酸っぱさが後を引きます。
麹あまざけ
甘酒のナチュラルな甘みがやさしく、懐かしい味。ほっと心を落ち着かせてくれます。
古代ひしお
しょうゆや味噌のルーツとなったひしお。甘じょっぱく、くせになる味です。
ほうじ茶ラテ
茶師がじっくり焙煎した香ばしいほうじ茶を使って。ミルクとの相性も抜群です。
DATA:
ならBonbon
奈良県奈良市橋本町3-1きらっ都・奈良1F109
TEL 0742-43-5446
営業時間 10:00〜19:00
定休日 木曜
【取材レポート】
あめの商品開発に携わる以前は、地元の女子大生たちと一緒に、奈良漬を焼き菓子にすることにチャレンジした神谷さん。「奈良漬はすでに完成した食品なので、アレンジするのは難しいと言ったのですが、女子大生の熱意に負けて協力することに。さまざまな検査をして奈良漬を分析し、2年かけてデータを取りました」。こうして生まれたのが奈良漬サブレ。大ヒットし、奈良観光みやげもの大賞を受賞しました。こちらも気になる味。次回はぜひ食べてみたいと思いました。