ハチミツ

ハチミツってなに?

ハチミツは、ミツバチが採取してきた花の蜜と勘違いされることがしばしばありますが、厳密には花の蜜が蜂の巣の中で貯蔵される過程で蜂の唾液に含まれる酵素などが混入したものを指します。 自然界の蜜の中で最も甘く、成分のほとんどが糖分で構成されており、わずかにビタミンなどの栄養素を含むとされています。 味は蜜源とする植物によって異なり、とろみや色も多岐に渡ります。

ハチミツが固まるのはなぜ?

ハチミツは、寒い時期になると白く濁って固まる事がありますが、これは変質したわけではありません。 ハチミツの主成分は、果糖とブドウ糖。ブドウ糖は果糖よりも結晶化しやすい性質があり、このブドウ糖が結晶化することで、固まって白く濁って見えるのです。またレンゲやアカシアなどの種類により、果糖とブドウ糖の割合が違うので、同じハチミツでも結晶化しやすいものとしにくいものがあります。 固まったハチミツは、そのままトーストにのせるなどして食べてもいいのですが、元の液状に戻したい場合は、ぬるめのお湯でゆっくり湯煎するか、軽く電子レンジにかけるとよいでしょう。

牛肉とハチミツの絶妙な組み合わせ

牛肉のはちみつ佃煮|作り方

  1. 牛肉は1cm幅に切る。タマネギはせんいにそってうす切りにする。
  2. 鍋に白ワインを注ぎ、牛肉を入れて火にかける。沸騰したら、浮いてきたアクをすくい取る。
  3. (2)に、タマネギ、ハチミツ、しょう油を加えて含め煮る。煮汁がなくなったら火を止めて、粗熱をとる。
  4. キュウリは縦に半分に切り、スプーンで種を取り除く。ピーラーを使って、縦長に薄くスライスする。
  5. ボウルにキュウリを入れて塩をまぶし、5分ほど置く。軽く水気をしぼり、粗熱の取れた(3)と和える。4等分して小皿に盛り付け、白すりゴマを振りかける。