クレソン
春が旬のクレソン。お料理の添え物としてよく使われますが、きちんと食べていますか?
クレソンは、別名「オランダカラシ」と呼ばれ、ワサビなどと同じキレイな水を好む水生植物です。特徴的な苦みや辛味は「シニグリン」という成分。ワサビやダイコンにも含まれています。消化の働きを助けてくれる役割があるので、お料理と一緒に食べるようにしましょう。
クレソンの栄養価
・ビタミンA
強い抗酸化作用があり、健康維持に欠かせません。目や肌、粘膜を健康に保つ働き、更に免疫機能を高める働きもあります。
・カルシウム
骨や歯の健康に欠かせない栄養素です。また、イライラを抑え、情緒不安定や鬱、認知障害にも効果があると言われています。
・ビタミンC
抗酸化作用があり、免疫機能の向上に役立ちます。また、アルコールの分解を促進したり、抗ストレスホルモンの生成を高める働きもあると言われています。
・カリウム
塩分を体内から排出する作用があります。また、むくみや筋肉の痙攣なども防いでくれます。
クレソンの選び方・保存方法
新鮮なクレソンは強い香りがします。また、茎がまっすぐで太いものを選びましょう。買って来たら冷蔵庫に入れてもすぐに乾燥してしまうため、できるだけ早く食べましょう。保存するときは、濡らしたキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋などに入れて密封して冷蔵庫に入れます。また、水生植物ですので根をグラスにさし、グラスごとポリ袋で密封したら、立てて冷蔵庫に保存するのも良いでしょう。
クレソンと豆腐のサラダ
材料|4人分(塩分量1.8g)
- 豆腐(絹ごし)・・・・1丁
- クレソン・・・・40g
- ニンジン・・・・20g
- チリメンジャコ・・・・10g
- 松の実・・・・10g
- クコの実・・・・大さじ1
- しょう油・・・・大さじ2.5
- みりん・・・・大さじ2
- だし汁・・・・大さじ2
- レモン汁・・・・小さじ2/3
- ゴマ油・・・・大さじ1
クレソンと豆腐のサラダ|作り方
- クレソンは食べやすい大きさにざく切り、ニンジンはせん切りにする。クレソンとニンジン混ぜ、レモン汁で和える。
- 豆腐は4等分にし、それぞれ18等分の角切りにする。クコの実は水につけておく。
- フライパンにゴマ油をひき、弱火~中火でチリメンジャコをじっくり炒める。ほんのり焼けてきたら松の実を加え、チリメンジャコがパリパリになるまで、焦がさないように炒める。
- (3)を小さいボウルにあける。同じフライパンに、しょう油、みりん、だし汁を加えてさっと沸騰させ、チリメンジャコと松の実の上からかける。
- 4等分した(1)を器に盛り付け、(2)を中高くのせ、(3)を上からかけて、水気を切ったクコの実をトッピングする。