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カサブランカフランセーズのコース料理は野菜が中心。たくさん食べても胃もたれせず、美しくなれると連日女性客で満席に。評判を呼ぶ秘密は、自社農園とオリジナルのフォン(だし)に隠されていました。

コースの始まりにふさわしい清々しい一皿。季節ごとに変わる採れたての野菜は、みずみずしくふくよかな味わい。

手間を惜しまず、野菜がおいしい一皿を。

閑静な住宅街にあるカサブランカフランセーズ。ランチタイムにおじゃますると女性たちの笑い声がこだまし、優雅で華やかな時が流れています。皆のお目当ては野菜たっぷりのフレンチコース。中でも看板メニューともいえるのが野菜のオードブルです。
この日はコールラビ、カボチャ、ゴーヤ、オクラ、レンコン、ビーツ、マイクロトマトを使った彩り豊かな一皿。小さなガラスの器がイキイキと季節を伝えています。口に運ぶと、野菜それぞれの個性がしっかりと主張。聞けば、素材の持ち味を生かすべく、野菜ごとに別々の調理を行っているのだとか。自然派フレンチと銘打つ独自のスタイルは、自社農園で育てた無農薬有機栽培の野菜を使い、調味料や調理法もとことん体にやさしいものにこだわるというもの。その手法は既存のやり方にとらわれず、自由な発想で生み出された完全なオリジナルです。

ムーンビオ農法の考えに基づいて作られたムーンビオカレンダー。月の満ち欠け、星座の位置と野菜の関係が一目瞭然。

月と星座が導くムーンビオ農法とは。

魅力的な味の土台となっているのが野菜づくり。神戸市北区にある自社農園「カサブランカコリーヌ」では、オーナーシェフの音輪さんが中心となり、ムーンビオ農法という方法で無農薬の有機野菜を育てています。これはヨーロッパで生まれたバイオダイナミック農法と日本の陰暦農法、有機農法を取り入れた独自の手法。月と星座、太陽の位置により、野菜の成長具合やエネルギーが違うことに着目し、より自然に近い形で野菜づくりを行っています。
音輪さんは多忙な合間をぬって毎日のように畑へ通い、ムーンビオ農法の研究を重ねているそう。「野菜の育ち方を見ていると水の影響力も大きいことがわかり、うちの農園では近隣にあるプランクトンが豊富なため池の水を与えています。お客様にはできる限り健康な野菜を提供したいですね」と力強く語ります。パワーに満ちた畑から直送される野菜は、野趣に溢れてまさにお皿の主役級。五感に訴え強い印象を残します。

季節のムーンビオサラダは目にも鮮やか。盛り付けにもシェフのセンスが光ります。

濃厚エキスのオリジナルフォンで豊かな味に。

同店らしさが光るもう一つは、味の決め手となるフォン(だし)。店の個性を表現する核となるもので、何でフォンを作るかによって味の広がり方が違ってくるそう。音輪さんは自ら生み出した調理法で、根野菜から生クリームにそっくりのエキスを、天然鯛からコラーゲンを抽出。どちらもまろやかなコクと濃厚な旨みが特徴です。そのまま肉や魚にかけても味が決まり、トマトやハーブなどと合わせると奥行きのあるソースへと変化。
3年の歳月をかけてたどり着いたこのフォンが、音輪さんの目指していた「しっかりとした味を出しながらも低カロリーなフレンチ」を実現させました。趣向を凝らした一皿は驚きの連続。コースを食べ終えるころには、お腹の中から喜びが満ちてきます。

DATA:

ナチュラルフレンチ カサブランカフランセーズ

兵庫県神戸市東灘区岡本3-6-15

TEL 078-436-0908

営業時間 9:00~22:00(L.O 20:30)

定休日 無休(ただし年末年始は除く)

URL http://akihideotowa.com

(2014年9月 現在)

 

カサブランカフランセーズ からのメッセージ

ブレックファースト、ランチ、ディナーと安心・安全な新鮮食材を使ったお料理をご用意しています。カフェメニューもオーガニックドリンクやオリジナルデザートなど、体に優しい逸品ばかり。風の心地良い日はテラスでくつろぎながら、ステキな時間をお過ごしください。

【取材レポート】
音輪さんは、月と星座と野菜の関係性を記したムーンビオカレンダーを製作。農作業の指針となるものですが、このカレンダー通りに「葉の日」には葉物類を、「根の日」には根菜類を摂取すると、おのずと体のバランスも良くなるそう。音輪さん自身、実践して1年でなんと15kgの減量に成功したとか。「痩せようと思っていたわけではないんです。肉もワインも我慢せず、ただムーンビオカレンダーに食べ方を合わせただけだったので、自分でも驚きました。太っていたころの私を知っている人は、どうやってダイエットしたのか聞きたがります(笑)」。自然に逆らわないダイエットは、心身に負担がないことも実感。月の動きと人の体はやはり密接な関係にあるのかもしれません。

 

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