ほたてのき味噌(青森)

日本の郷土料理「ほたての貝焼き味噌(青森)」|食育大事典

古くからほたての産地として知られている青森県の津軽湾周辺では、江戸時代から「貝焼き味噌」が食べられていたと言われています。その当時は、漁をすると5〜10年物の直径20cm程の大きな貝殻の天然ホタテが獲れたことから、その貝殻を鍋の代わりにして、出汁の中に魚の切り身を入れて味噌で煮込んだ素朴な漁師料理として親しまれていました。現在では、貝焼き味噌を卵でとじていただくの主流となっています。

ほたての貝焼やき味噌の歴史

貝焼き味噌は、江戸時代に陸奥湾で生活する漁師たちが、ほたての貝殻を鍋の代わりにして、魚の切り身を出汁と味噌で煮て食べたのが始まりと言われています。時が経ち、卵の入手が容易になると、栄養をつけるために卵でとじて食べられるようになりました。

ほたての貝焼やき味噌の豆知識

・「貝焼き味噌用」の大きな貝殻は必要?
養殖でのほたて漁が盛んになった現在では、貝焼きができる大きさまで成長した貝殻を入手する事が難しくなってきました。その為、古くから漁師をしている家庭では「貝焼き味噌用」の大きな貝殻を見つけては保管をしているそうです。地元では「かやぎみそ」と呼ばれることも。またこの伝統的な漁師料理の味わいを気軽に楽しめるよう、貝殻の代わりに小さめのフライパンやスキレットを使って再現するレシピも紹介されています。

薬剤師の食育コメント

・ほたてには筋肉や身体の機能を維持するタンパク質、生命維持に重要なコレステロール、高血圧予防効果のあるタウリン、味覚を維持する亜鉛、ビタミンB12などが豊富です。

食育大事典の郷土料理

ほたての貝焼やき味噌の作り方

食育大事典の郷土料理

郷土料理材料材料|2人分

  • ほたて貝柱・・・1~2個
  • 小ねぎ・・・1本
  • たまご・・・1個
  • 味噌・・・小さじ1
  • みりん・・・小さじ1/2

郷土料理調理ステップ調理ステップ

  1. ほたて貝柱は一口大に切ります。
  2. 小ねぎは小口切りにし、溶きほぐしたたまごに加えて混ぜます。
  3. ほたての貝殻に半分程の水(分量外)・(1)・みそ・みりんを入れて混ぜます。
  4. 予熱したオーブントースターに(3)を入れ、2~3分間あたため、軽く煮立ったら(2)の半量を加えます。
  5. たまごが固まりはじめたら残りを加え、さらに約1分間あたためます。