がちんこらーめん道 柊
がちんこらーめん道 柊の平井オーナーは、「ラーメンは、食べ過ぎると身体に良くない食べ物です。」と言う。 だからこそ食育にこだわるオーナーにお話しを伺いました。
日本ではじめてラーメンを食べたのは水戸黄門だったといわれています。明治に入って中華料理店が全国に増えるとともに、当時「南京そば」や「支那そば」と呼ばれていたラーメンが食べられるようになりました。戦後、ラーメン屋台が多くなり、そこからラーメン専門店が増えたとも言われています。ラーメンは各地の風土風習に合わせさまざまに発達し、地域ごとにの特色があるラーメンが生まれました。
豪快に麺を振るオーナー。 細麺でもスープが良く絡むように工夫されたオリジナル麺です。
チャーシューに使う豚肉は、国産を使用しないそうです。「国産の豚は脂が美味しく口どけがいい。しかし長時間煮込むと溶けてしまいます。 一方、外国産の豚はしっかりしているので、長時間煮込むことができます。それによって、野菜の甘みを染み込ませることができ美味しいチャーシューになるそうです。柊では、調理法にあったを食材選ぶことで、その食材のパワーを引き出しています。「食材には使われる理由がある。」というオーナー。「なぜその食材が使われているのか。その食材の良いところ悪いところはどこか。それはなぜか。理由を知って食材を選ぶことが重要。食材を知ることが食育の第一歩だと考えています。」
1杯のラーメンに。
ニラ
消化の悪いとんこつスープを、整腸作用のあるニラを加えることで消化を助けます。繊維が長くなるよう、縦に切っています。
チャーシュー
煮崩れしないよう、しっかりした豚肉を使用。じっくり煮込まれたチャーシューは、程よいやわらかさになっています。
スープ
とんこつスープに鶏ガラスープと鶏の脂を合わせることで、後味をさっぱりさせています。
レンゲ
大き目のレンゲは、子どもや女性が少しずつ麺を取り分けて、冷ましながら食べられるようにと考えられたもの。。
DATA:
がちんこらーめん道 柊 貝塚店
大阪府貝塚市脇浜4-4-8
TEL 072-432-8082/FAX 072-432-8082
営業時間 11:00~15:00/18:00~24:00
定休日 年中無休
がちんこらーめん道 柊 泉大津
大阪府泉大津市曽根町1-11-27
TEL 0725-31-8082/FAX 0725-31-8082
営業時間 11:00~15:00/18:00~24:00
定休日 年中無休
Facebook http://www.facebook.com/ramendouhiiragi
(2013年3月 現在)
【取材レポート】
各地のイベントにも出店されている「がちんこらーめん道 柊」。取材の前日まで、九州でのイベントで出店されていたそうです。
食育について熱く語ってくださったオーナー。日本人に愛されているラーメンだからこそできる食育をラーメン屋仲間の皆さんと、いつも考えてるそうです。