maka(マカ)
京都府立植物園の近くに建つ昭和レトロなマンションの一角。うっかり見逃してしまいそうなほど控えめに看板を掲げる「maka」は、悩みに寄り添いハーブと人をつなぐ専門店です。
レモングラス、ローズヒップ、フェンネルなど種類は豊富。味と香り、色など、ハーブの状態に重きを置いてブレンドします(画像上)。もっとハーブティーを気軽で身近なものにしたいと、ティーバックタイプも販売。水出しでも楽しめます(画像下)。
「ハーブが私の体に響いたことが、この世界に足を踏み入れることになったスタート。掘り下げていくとおもしろいですよ」(画像上)。時に薬にもなるというハーブ。樫田さんはハーブを取り入れ、病院に行かなくなり、感覚が鋭くなったそう(画像下)。
体温にすっと溶け、肌馴染みの良い「all purpose cream」。イランイランなどがふんわりと香ります(画像上)。樫田さんの住まい件アトリエだったスペースをショップにしたのが今年。9月には新しい空間が誕生(画像下)。
makaのおすすめ
detox
日常の滞りを流し、身体をクリーニングしてくれるお茶。腎臓・肝臓の働きを高め、内から美しさと元気を呼び戻します
youth of world
春・秋の季節においしく感じるブレンド。熱湯を注ぐと現れる淡いピンクの水色にも癒やされます
throat coat
気管支の状態を整えてくれるハーブティー。声の仕事に就く人におすすめです。手軽なティーバックタイプ
DATA:
maka
京都市北区上賀茂松本町15 ニュー北山ビル203
TEL 050-7127-3450
営業時間
11:00~17:00(アロマトリートメントは事前予約)
定休日 木曜~土曜
【取材レポート】
取材に訪れたのは、梅雨が明けたばかりのムシムシと暑い日。道中ですっかり干上がってしまった私の体に、樫田さんが出してくださったハーブティーが沁み渡ること! グラスに入った涼やかな1杯を味わいながら、どうすればおいしいハーブティーが淹れられるのか、気になって聞いてみました。「リーフでもティーバックでも、熱湯を注いで必ずふたをしてください。香りを飲むのがハーブティー。香りにこそ薬効があります。ふたに付いた水滴は香りの露なので、1滴も余さず大事に飲んでくださいね」。仕事や家事で忙しい毎日でも、ハーブで心身を緩ませることも大事だなと実感したひとときでした。