いちご
ビタミンCの含有量が高いイチゴは、5~6粒食べれば一日の所要量が摂取できるそうです。 ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠で、鉄の吸収を助け、代謝を高める働きを持っているため、しみ、そばかす、吹き出物などのお肌のトラブルに有効といわれています。ビタミンCは水に流れやすく、熱にも弱く壊れやすい水溶性のビタミン。生のままで食べられるイチゴは、効率よくビタミンCを摂取できる面でもおすすめです。そのためにも、できるだけ新鮮な状態ものをいただきましょう。
ふつうイチゴといえば、赤い果実の表面についているツブツブが種だと思われがちです。でも本当は、この種にみえるものが”痩果”(そうか)と呼ばれる果実にあたるんだそうです。では種はどこにあるのかといえば、果実の中。この固い実の中に、しっかり種があるんだそうです。そして実と思われている赤い部分は、”花托”(かたく)と呼ばれ、いわばクッションのような役割を持っています。痩果の数が多いほど、花托も大きく育つんだそうです。