梅・うめぼし

疲れやすい体質を改善する食べ物は?

疲れのもとになっているのは、筋肉に蓄積された乳酸です。これを分解するのに有効な栄養素は、ビタミンB1です。またクエン酸も有効です。ビタミンB1を豊富に含む豚肉や大豆類、クエン酸の豊富な柑橘系のくだものや梅干しなどを積極的にとるよう心がけましょう。またビタミンB1には糖質の分解を助け、エネルギー源に変える働きもあるので、いっそう効果的です。

お弁当を作る時の食中毒対策?

通常の食事と違いお弁当は、作ってから食べるまでの保存期間があるため、蒸し暑くなる季節は特に、食中毒に気をつけたいですね。予防の原則は、食中毒の原因となる「菌をつけない、菌を増やさない」ことです。菌をつけないためには、調理場や器具、容器を清潔に管理し、手洗いもしっかりと行うこと。食品には出来るだけ直接手で触れないようにし、おにぎりはラップに包んで握ったり、おかずを詰める時も手で触らずに清潔な箸やスプーンを使って、菌をつけてしまう機会を減らすよう心がけましょう。菌を増やさないためには、全ての食品に中心までしっかり加熱すること、速やかに冷ますことが重要です。温かいまま蓋をしてしまうと、細菌の増えやすい温度と湿度を作ってしまうことになります。また、汁気を切ることも大切です。ご飯とおかずは別の容器に詰めたり、カップや仕切り、ラップを利用するのもいいでしょう。さらに梅干や酢といった、抗菌作用のある食品を利用するのも、菌を増やさないための工夫になりますね。

梅を使った疲労回復レシピ

プリプリ豚と夏野菜の梅肉ドレッシング|作り方

  1. 梅干は包丁でたたいて、果肉が適当に残る程度のペースト状にする。
    鍋にたたいた梅干を入れて、焦げないように木ベラで混ぜながら、弱火にかける。
  2. 梅肉が鍋底にくっついてきたらみりんを加え、鍋底についた果肉を木ベラでこそげ落とす。
    ミリンが沸騰してきたら、水としょう油を加え、火を止める。
  3. 豚肉はフォークで数ヶ所突き刺し、1.5cm幅に切り、おろしショウガをすり込んで塩を振る。
    片栗粉をまんべんなくまぶし、余分な粉をはたきおとす。
  4. 鍋に湯を沸かし、(3)の豚肉を入れて中心まで火を通す。
    茹であがったらザルにとり、水気を切って(2)に漬けおく。
  5. トマトはヘタをとり、食べやすい大きさのくし型切りにする。
    オクラはヘタをとり、さっと色よく茹で、縦に半分に切る。
  6. 大皿に(5)を彩りよく盛り、上に(4)を漬けだれごと中高く盛り付ける。