なめこ

なめこの由来?

なめこの語源は全体を覆うそのぬめりから「滑らっ子(ヌメラッコ)」と名付けられていたものがなまったと言われています。なめこは日本原産のきのことされており、古くから日本人に馴染みの深いきのこであったようです。天然のなめこは日本各地の森林で採取できますが、大正時代以降、原木による人工栽培が行われるようになり、現在店頭に並んでいるなめこのほとんどは人工栽培されたものです。

なめこのぬめり成分?

なめこ特有の「ぬめり」はムチンと呼ばれる主成分によって構成されています。ムチンは体内の粘膜にも存在している成分で納豆や山芋などにふくまれているものと同じような性質をもっていると言われ、粘膜の保護に良いとされています。 鮮度が落ちると「ぬめり」が溶けて水っぽくなってしまうため、収穫後は早めに食す必要があります。生食は厳禁でビン保存やオリーブオイル漬けにすることで、ある程度の保存が可能になります。

なめこのタレとピリ辛そぼろが味の決め手

なめこのトロトロ冷やし中華 |作り方

  1. 豚ひき肉に酒を合わせ、フライパンで炒め、程よく火が通ったところに、トウバンジャンとテンメンジャンを加えて、そぼろ状になるまでよく炒める。
  2. 鍋に、だし汁、しょう油、酒、砂糖を入れて混ぜ、なめこを加えて火にかけ、沸騰しない程度に加熱する。
  3. (2)に、小さじ1の水で溶いたくず粉を加えて混ぜ、一煮立ちしたら火を止めて粗熱をとり、ショウガのすりおろしを加えて冷まし、タレを作る。
  4. キュウリと黄ピーマンはうす切りにし、水菜は4cmほどの長さに切り揃える。
  5. 鍋にたっぷり湯を沸かし、中華そばを袋の表示を参考に茹であげる。茹で上がればザルにとり、流水中でもみ洗いしたあと水をよく切って、1人分ずつ皿に盛り分ける。
  6. (5)に、(1)の豚そぼろ、(4)のキュウリ、黄ピーマン、水菜を均等に、放射状に並べ、(3)のなめこダレを中央に、上からかける。よく混ぜていただきます。