緑茶に紅茶、烏龍茶、お茶の木は同じって本当?

どのお茶もルーツは同じ、ツバキ科の常緑樹です。大きな違いは、製法と茶葉の発酵のさせ方にあります。 一切発酵させない緑茶は、蒸して作る日本式製法と煎りあげる中国式製法があり、茶葉の緑色を残すように作られます。完全に発酵させるのが紅茶で、緑茶と紅茶の中間的な存在の半発酵茶が、ウーロン茶となります。 それぞれ水色(すいしょく)も味も香りも違ってきますが、どのお茶にも共通に含まれる成分はカフェインとカテキン。発酵させない緑茶にだけは、ビタミンCが残っています。

中国茶の種類色々?

中国茶は基本的に、発酵度と水色で大きく6種に分類されます。無発酵の中国緑茶は、釜炒り製法が一般的。(参考:まめ知識106)中国で最も飲まれています。 発酵茶は、白、黄、青、紅、黒と色が濃くなるにつれ、味わいも発酵の度合いも強くなります。白茶は、若芽などから作られる味も香りも上品な弱発酵茶。淡黄色の黄茶は、後発酵の手順が加わる独自のお茶。烏龍茶や鉄観音などは、半発酵の青茶に属します。紅茶は中国が発祥と言われていますが、ほとんどは輸出用で国内ではあまり飲まれていないのだとか。独特の味わいがある、プーアル茶に代表される黒茶は熟成期間が長いほど、高価になります。プーアル茶は一度茶葉をすすいで(洗茶して)から淹れます。 他に花茶もあり、茶葉に香りをつけたもの(ジャスミン茶など)や、花をそのまま使うもの(菊やバラなど)があります。

二色の寒天にきなこと黒蜜、ヘルシーな甘味です

お茶寒天 きなこ黒蜜がけ|作り方

  1. ほうじ茶寒天を作る。鍋に、ほうじ茶と粉寒天(4g)を入れて、火にかける。
  2. (1)が沸騰したら火を止め、水にくぐらせた流し缶に入れて、氷水を張ったバットに浸す。粗熱が取れたら、ラップをかけて冷蔵庫に入れる。
  3. 抹茶寒天を作る。抹茶に熱湯(100cc)を少しずつ加えながら、ダマが出来ないように溶く。
  4. 鍋に、熱湯(300cc)と粉寒天(4g)を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて、(3)に少しずつ加えてよく混ぜる。
  5. 水にくぐらせた流し缶に、(4)を茶漉しを通しながら注ぎ入れ、氷水を張ったバットに浸して粗熱を取り、ラップをかけて冷蔵庫に入れ、冷やし固める。
  6. きなこ黒蜜を作る。鍋に、黒砂糖と水(大さじ1)を入れて混ぜ、黒砂糖を溶かす。強めの弱火にかけ、小さい泡が出てきて沸騰したら、火を止めて器にあける。キナコを加えて混ぜ合わせ、そのままおいて粗熱を取る。
  7. よく冷えて固まった(2)と(5)を、それぞれ食べやすい角切りにして、4等分して器に盛り付ける。(6)を等分して回しかけ、キナコを少量ふりかける。