菜の花

初めての薬膳「菜の花」|食育大事典

薬膳的な解毒効果だけでなく、栄養豊富な食材です。

少し苦みのある菜の花ですが、食卓が華やかになり、時間もかからず簡単に調理できておすすめの食材です。薬膳的には、解毒や血の巡りを促進する効果が期待できます。栄養学的にも、ビタミンC・E・K、β‐カロテン、カルシウム、鉄、葉酸など、美白や美肌を作る栄養も豊富です。紫外線量が増えたり、年度の変わり目でストレスがたまりやすいこの時期にピッタリです。 菜の花のからし醤油和えは、茎の固い部分を切りとり、サッとゆでて、しょう油、からし、酒などの調味料で和えるだけです。お花が咲いていると、グリーンと黄色で華やかになりますが、いろどりが寂しく感じるときには、養肝作用のある、人参(細切り)、クコの実を加えて和えたり、香りに変化をつけたいときには、補肝効果もある黒ゴマをすってかけるのもおすすめです。

菜の花活用レシピ

菜の花のからし醤油和え
菜の花のからし醤油和え

    【分量】菜の花 1束、塩 少々、からし 小さじ1/2、しょう油 大さじ1、酒 小さじ1

    【材料】2〜3人前

  1. 菜の花を洗い、茎の固い部分は除いておきます。
  2. 塩を入れたたっぷりのお湯で菜の花をサッと茹でます。
  3. 茹で上がったら冷水で冷やし、よく水をきり、食べやすい大きさに切ります。
  4. しょう油、酒、からしを混ぜたボールに菜の花をいれ、よく合えたら完成です。