カリフラワー
腎を補い、足腰の衰えや健忘など老化症状の改善に効果が期待できる食材です。
カリフラワーは晩秋から早春が旬の冬野菜です。最近では、白色だけでなく、オレンジ、黄緑、紫とカラフルな色のものやイタリア伝統野菜のロマネスコ、軸が長くスティック状のカリフローレなど、形も様々なものを目にするようになりました。薬膳的には、冬に養いたい腎を補い、足腰が弱ったり、耳が遠くなったり、健忘というような老化症状の改善にも効果が期待できますし、消化不良や食欲不振等の疲れた脾や胃を助ける働きもあります。栄養学的には、カリウムやビタミンCを多く含むので、むくみや疲れを感じる時に摂りたい野菜です。カリフラワーに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、冬料理に取り入れ易いので、年末年始に胃腸が疲れてしまった方におすすめの食材です。
カリフラワー活用レシピ
カリフラワーとエビのサラダ
- エビは背ワタを取って、片栗粉などを使って洗い、臭みをとっておきます。
- カリフラワーは小房に分けて、食べやすい大きさに切っておきます。
- お湯を沸かして、カリフラワーをサッと茹で、よく水をきっておきます。
- カリフラワーを茹でたお湯でエビも茹で、よく水をきっておきます。
- マヨネーズ、レモン果汁、塩・コショウ、お好みでパセリ(体を温める、血の巡りを促す)、松の実(体を温める、肌や腸を潤す)を混ぜ合わせ、茹でたカリフラワーとエビも加え、全体をよく混ぜ合わせたら完成です。
【分量】カリフラワー 200g、むきエビ 100g、マヨネーズ 大さじ3、レモン果汁 大さじ1、塩・コショウ 少々、お好みでパセリみじん切り、松の実など
【材料】2〜3人前