お弁当はいつから食べられてたの?

m_320古代から、旅や農作業に出かける際に携帯食として用いられ、現在の弁当のルーツになるとも言われているものに、糒(ほしいい)があります。

炊いた米を干して乾燥させたもので、水分が少ないために保存性が高く、軽いので携帯にも優れています。

水やお湯でふやかして食べるのはもちろん、そのままでも食べられるので、便利に活用されていたのだとか。戦国時代の武士は、糒を麻の袋に入れ、腰から下げて戦に向かったのだそうです。

 

このような米飯は、現在では乾燥米飯(アルファ米)として、登山用や災害時、非常時の備蓄米などとして利用されています。

また弁当が、現在のような弁当箱に詰められるスタイルになったのは、安土桃山時代のことであるといわれています。

 

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