肥満は脂肪の付き方によって、洋ナシ型とリンゴ型に分けられます。
洋ナシ型肥満は女性に多く、お尻や太ももといった下半身に脂肪が付くことで、その体型が下膨れの洋ナシに例えられます。また皮下脂肪型肥満ともいいます。
一方のリンゴ型肥満は、ポッコリとお腹が突き出たリンゴのような丸い体型になるのが特徴です。内臓まわりに脂肪が溜まるので内臓脂肪型肥満ともいい、特に男性に多くみられますが、中高年以降は男女共に増えてくるタイプです。
気をつけたいのは、内臓脂肪型肥満であるリンゴ型。生活習慣病にかかるリスクが高くなるといわれています。また、見た目はやせていても体脂肪率が高い場合、リンゴ型と同じく内臓に脂肪が付いている(隠れ肥満)とも考えられます。
体重だけではなく自分の体型を知って、対策を考えることが大切です。