土鍋の特徴は、保温性が高く冷めにくいということ。使う時に気をつけたいのは、水気と急激な温度変化です。
底が濡れたまま火にかけたり、熱が残ってるうちに冷水をかけるなんて事をすると、ひび割れや破損の原因になってしまいますし、しっかり乾燥させないと強度の問題だけでなく、カビが生えることもあるのでご注意を。十分な乾燥と、火加減は弱めから徐々に強めるようにするのがポイントです。
買ったばかりの土鍋はおかゆを炊くといいと言われますが、米に含まれるでんぷん質が土鍋の表面に入り込み、強度を上げるんだそうです。また土臭さを取るために行います。
よく洗って乾燥させてからおかゆを作りますが、冷飯やとぎ汁、または小麦粉を水で溶いたものでもいいでしょう。弱火でゆっくり加熱し、数分間沸騰させたら火を止めて冷めるまで置き、中身を捨てて洗います。
しっかり乾燥させて、使い始めましょう。