シイタケやマツタケ、エノキタケなどのキノコに多く含まれている旨み成分の一種であるグアニル酸。
干しシイタケで美味しいだしをとるには、このグアニル酸の旨味を十分に引き出すことが大切です。
そのためのポイントは、冷水でじっくりと時間をかけて戻すこと。家庭であれば、保存容器に汚れを払った干しシイタケを入れてたっぷりめの水に浸し、冷蔵庫で12時間以上置いてゆっくり戻すといいでしょう。
また、加熱する際には、ゆっくりと温度を上げることが大切です。こうすることで、旨味成分のグアニル酸がたくさん作られます。時間がない時は、干しシイタケを小さく砕いて浸すと時間短縮になりますが、出来るだけ前もって準備しておく事が、美味しくいただく秘訣ということですね。