粗鬆症になる原因は、大きく2つ考えられます。
ひとつは骨の主成分であるカルシウムの摂取量が少ないこと。もうひとつは、出ていくカルシウムの量が多いことです。
それを防ぐには食事を通じてカルシウムを多く含む小魚、海草、牛乳、チーズなどの乳製品をとること。特に小魚はまるごと食べられるので、ビタミンDも一緒にとれるのでカルシウムの吸収を助けます。
しかし、いったん骨の中に蓄積されたカルシウムも、放っておくと尿の中に排出されます。運動には骨に適度な刺激を与えて、カルシウムの流出を防ぐことができます。1日5000歩程度のウォーキングは心掛けたいものです。