西インド諸島が原産地のグレープフルーツの学名は「Citrus paradisi」。
「楽園の樹の実」として珍重されていたからだとか、パラダイスを思わせるような爽やかな香りのする果物であることが由来である、などと言われています。
20世紀にはアメリカのフロリダやカリフォルニアなどで栽培されるようになり、現在では世界各地の温暖な地域で広く栽培されています。
グレープフルーツと呼ばれるようになったのは、ブドウに似たような爽やかな香りがあるからとか、また実の付き方がブドウみたいな房状に見えるといった、見た目の特徴から名付けられたと言われます。