11月15日は七五三。子供の成長を願い、お宮参りをする日です。その時に付き物なのが、長い紙袋に入った千歳飴です。
千歳飴は、水飴を煮詰めてよく練り、空気を含ませることで白くして、色付きの場合は色素を混ぜ込み、子供の成長や長寿の意味を込めて細長い棒状に作るのだそうです。
また、「千歳」という言葉には「千年」という意味があり、松竹梅や鶴亀、紅白といった縁起のよいものがあしらわれています。
発祥には諸説ありますが、神社の門前で売られた飴を、お宮参りの帰りに買い求め、親類やご近所に配った事が始まりだという説があります。
「千歳飴」と呼ばれて売られるようになったのは、飴の製造が確立されてきた江戸時代の初め頃と言われています。