お月見はなぜ団子を供えるの?

m_244旧暦8月15日は十五夜です。月見の風習は平安時代に中国から伝わり、貴族の宴だったものが庶民にも広まったのは、江戸時代からだと言われます。その頃に収穫の祭と結びつき、農作物を供えることが定着したようです。

 

地方により様々な行事がありますが、月見団子は中国の月餅がルーツとも、作物の代用だとも考えられています。

主に、関東では丸型の団子が、関西では先細りの餅に餡を巻いたものが用いられます。十五夜が芋名月とも呼ばれるのは、この時季多く収穫される里芋をお供えするからで、餡が巻かれた団子はこの里芋を模ったものです。

 

また、栗名月や豆名月とも言われる十三夜は旧暦9月13日。十五夜か十三夜の片方しか見ない事を片月見(片見月)といって忌み嫌い、両方観るのが望ましいんだそうです。

 

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