キウイといえばニュージーランドですが、元々は20世紀初め頃、中国から持ち込まれたのが栽培の始まりなのだとか。その中国の原種は、うずくまった猿という意味の「ビトウコウ」だと言われ、日本の「サルナシ」と同じ、マタタビ科の植物です。
ニュージーランドの気候風土が合い、そして品種改良の末、現在のようなキウイが流通するようになりました。
本来の英語名はチャイニーズグーズベリーですが、1950年代にアメリカへ輸出を始める際、当時はアメリカと中国の関係がよく無かったために急遽改名となり、茶色く短い毛に覆われた見た目がニュージーランド生息の飛べない鳥、「キウイバード」の姿に似てるところから、キウイフルーツとなったそうです。