醍醐味(だいごみ)の語源

m_067「本当のよさ、真の面白さ」といった意味で使われる”醍醐味”。元々は乳製品からきた言葉だったとか。

 

牛乳を飲むことが大陸から伝えられ、奈良時代には牛乳からヨーグルトに似た酪(らく)や、現在のバターにあたる蘇(そ)というものが、地位の高い人達に食されていたそうです。この蘇を精製したものを醍醐といいます。いわば発酵ヨーグルトのようなもの。

「最高の美味」と言われ、薬用にもされていた、とても貴重な食べ物だったことから、優れた味のものを”醍醐味”というようになり、現在の意味へと変わっていったとされています。

 

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