聖バレンタインの日は、キリスト教の司祭バレンチノに由来します。
当時のローマ皇帝は、兵士達が恋人や家族を想うことで戦力が低下するのを防ぎ、士気を高めるため、彼らの結婚を禁止しました。見かねたバレンチノ司祭はこれに逆らい、内緒で多くの兵士達を結婚させるのですが、投獄され、処刑されてしまいます。
この処刑の日が西暦270年2月14日と言われています。その後聖人となり、その死を悼む宗教的行事の日だったのが”愛の日”となり、愛の告白や、親しい人へカードや花束を贈るようになったのです。
女性から男性へチョコレートを贈るのは、日本独自のもの。大きく広まりだしたのは、昭和30年代以降のことです。