ねぎ独特のにおいの元、硫化アリルは、体内にとどまってビタミンB1の吸収を高め、糖質の代謝をスムーズに行う働きがあり、疲労回復の効果があります。また神経を鎮めるリラックス効果も期待できるそうです。
にんにく、たまねぎ、わけぎ、万能ねぎ、にら、らっきょうなどもねぎの仲間で、いずれも硫化アリルを含んでいます。でも硫化アリルは水に溶け出しやすいので、水にさらす時は短めに。また硫化アリルの効果を期待するなら、火を通すよりも生で食べる方が効果的なので、例えば炒め物にはねぎの小口切りをたくさんのせたり、薬味としてたっぷり添えるなど、有効に使ってみましょう。