パックの生カキには「生食用」と「加熱調理用」と表記されたものがあります。よく加熱調理用は鮮度が落ちたものでは？と思われがちですが、鮮度に違いはありません。

生食用か加熱調理用かは食品衛生法が基準となり、養殖される海域の水質を調べ、分けられます。またその海域により、加工前に滅菌海水で浄化する場合と、しない場合があります。特に生食用はチェックが厳しく手間がかかるので、その分値段にも影響しがち。でも生で食べる場合は必ず生食用を選びましょう。

基本的に、カキはしっかり火を通せばあたる心配はなくなりますが、加熱しすぎると身が縮んで硬くなるので調理の際は見極めが大事です。酢の物、フライ、土手鍋など、調理方法で上手に選びましょう。