ベーキングパウダーと重曹の違い?

m_134重曹(ベーキングソーダ)は、炭酸水素ナトリウムのこと。水を加えて加熱すると、二酸化炭素が発生する性質を利用して、お菓子などを膨らませるのに使います。でも重曹を使うと、重曹独自のにおいや苦み、黄色っぽい色が出ることがありますが、昔懐かしい甘食や饅頭などの独特の風味は、重曹を使うからこそ出る風味なのです。

 

ベーキングパウダーは重曹をベースに、仕上がりのにおいや色を抑えたり、味をよくするための助剤やでんぷん類(コーンスターチ)などを加えたもの。膨らみ方も重曹とベーキングパウダーでは性質が違うので、作りたいもの(レシピ)しだいでベーキングパウダーだけを使ったり、重曹とブレンドして膨らみと風味を調整したりもします。

 

また、重曹は加熱しないと反応しないのに対し、ベーキングパウダーは粉や水と合わせた時点で反応が始まるので、材料を合わせたらすぐに焼き上げましょう。

 

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