みりんは、もち米と米麹(こめこうじ)、焼酎などのアルコールを原料として熟成させて作り、アルコール分が14%ほどあります。
みりん風調味料は、ブドウ糖や水あめに旨み成分などを添加して作ったもので、アルコール分1%未満。また発酵性調味料というものもあり、これはアルコール分が1%以上あるものですが、作業工程で塩を加え、飲用には向かない処理をするので酒類からは外れます。
みりんに含まれる糖分とアミノ酸は上品な甘さと照りを、アルコール分は臭み消しと型崩れ防止の効果があります。
みりん…と言っても各々似てるようで違うもの。例えばみりんのアルコール分が不要な調理の場合は煮きって使ったり、逆にみりん風調味料を使う時は酒を補ったりと、それぞれの特徴を理解して使うことが大切です。