スイカは90%近く水分を含み、英語では「ウォーターメロン」と言われています。実際、日本でも江戸時代にスイカのことを「水瓜」と当て字で書いたようです。
現在「西瓜」と書きますが、これは唐の時代に中国の西域から全域に伝わったことから付けられた名前で、西瓜(シィグァ)と言い、そのまま日本でスイカと言うようになりました。この時代のスイカは今のように甘くなく、砂糖をかけて食されていたようです。
日本に伝えられたのは平安時代に中国からと言う説や、天正の時代にポルトガル人がカボチャ(南瓜)と共に長崎に種子を持ち込んだなど、様々な説があります。スイカとカボチャが同じ時期に日本に伝わっていたかもしれないなんて、面白いですね。