そうめんとひやむぎの違い?

m_168そうめん(素麺)とひやむぎ(冷麦)は、小麦から作られる日本の代表的な乾麺。昔ながらの手延べによるものと機械製麺とがあり、JAS(日本農林規格)の乾麺類の分類も、それぞれ太さで分けられます。

 

手延べの場合、そうめんは、小麦粉を塩水でこね、油を塗って細くよりながらひきのばして乾燥、熟成させて作るもの。ひやむぎは、小麦粉を塩水でこね、麺棒などで薄く延ばして細く切り、油を塗って更にのばしたのが元々の作り方だったようですが、特にひやむぎは、現在ではほとんどが機械製麺のようです。

 

JASの手延べの規格では、直径1.3mm未満のものが手延べそうめん、1.3mm以上~1.7mm未満が手延べひやむぎと、分けられます。一方、機械製麺の場合は、角棒状のものは幅0.7~1.2mm、厚さ1.0mm未満、丸棒状で直径1.3mm未満のものをそうめん、角棒状の幅1.3~1.7mm未満、厚さ1.0~1.7mm未満、丸棒状は直径1.3~1.7mmならひやむぎとされます。

 

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