ゆっくり食べて生活習慣病予防

m_174食事の洋風化が進み、生活様式の変化などから、あまり噛まずに早食いする傾向が強くなっています。特に成長期の子供には、よく噛むという習慣を作ってあげることをお勧めします。

 

噛む事は消化を良くするだけでなく、唾液を多く分泌し、唾液中のリゾチームやペルオキシダーゼ、ラクトフェリンなどによる抗菌効果も見られます。噛むことで歯並びも良くなり、ゆっくり味わうことで薄味に慣れやすくもなります。

 

それに時間をかけて食事をすることで満腹中枢が働いて食べすぎも防ぐことができ、生活習慣病の予防にも簡単に取り組めます。また脳の血液循環も良くなり、老人の痴呆症の予防にも効果があると言われています。

このようにゆっくり食べる事は、あらゆる年代の人の健康にもつながります。大人も子供もしっかり噛んで、ゆとりのある食事を楽しみましょう。

 

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