古くからある作物の保存方法であるジャムは、果実や野菜に糖類などを加えて煮詰め、果実や野菜に含まれる多糖類のペクチンや酸の作用でゼリー化したもの。日本のJAS規格では、ジャム、マーマレード、ゼリーをジャム類と称します。
ジャム類のうち柑橘類を原料とし、その果皮も含まれるものがマーマレードです。果実片が入らず、果汁を原料として作るものはゼリー(お菓子のゼリーとは異なります)。マーマレードとゼリー以外のものが、ジャムと分類されます。
中でもプレザーブスタイルというのは、ベリー類などの小さな果実ならそのまま、リンゴなど大きなものなら5mm以上の果肉片を含むものをいいます。