ふわふわ綿菓子はどうして出来る?

m_186お祭りの屋台などで昔からおなじみの綿菓子。綿菓子は、砂糖(ショ糖)の性質を利用して作られるお菓子です。

 

材料はザラメ糖。ザラメ糖は砂糖の中でも精製度が高く、ほぼ100%のショ糖の結晶。150度まで熱しても、ほとんど色が付かないのが特徴です。ショ糖は加熱すると、溶け出して液状になります。これを細長く固めたものが、綿菓子になります。

 

綿菓子の製造機は、中央にザラメ糖を入れて加熱し、回転させることで側面に開けた小さな穴から、遠心力によって液状になったショ糖が飛び散ります。空気中で冷却されて細い糸状に固まったショ糖を、たくさん絡めとって作ったのが綿菓子。この糸が細いほど、ふわふわでやわらかく出来ます。

 

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