みたらし(御手洗)団子の発祥は、京都の下鴨神社。
後醍醐天皇が下鴨神社にある御手洗池で水をすくったところ、泡がひとつ浮き、しばらくして4つ泡が浮き上がりました。これを見立てて、串に団子を先端に一つ、少し間をあけて4つ刺して作られたのが、みたらし団子の始まりとされています。
葵祭や御手洗祭の時に氏子が家々で作り、茶店で売られたことから広まったようで、団子の数は五体をも表し、厄除けの意味もあるそうです。
でも江戸時代後期、5個刺さって1本五銭で売られていたのが四文銭が出たことで、1個外して1本四銭になった、ということもあったそうです。地域や店によって数が違うのは、こういった事も関係してるようですね。