クロテッドクリームってどういうもの?

m_196英国式アフタヌーンティに付き物のお茶菓子、スコーン。それに欠かせないのは、ジャムとクロテッドクリームです。

淡い黄色みをおび、滑らかな舌触りと濃厚さが特徴のクロテッドクリームは、ジャージー種の牛乳から作られる乳製品です。遠心分離機で乳脂肪を濃縮し、ゆっくり熱を加え、表面に浮き上がったクリーム層をすくい取って作ります。

 

クロテッド(clotted)とは、”凝固した”という意味で、クロテッドクリームの乳脂肪率は60%前後あります。ちなみに、生クリームで45%前後、バターで80%以上の乳脂肪率です。

 

スコーンに添えるだけでなく、お菓子作りや料理にも利用されます。クロテッドクリームはイギリス南西部の特産品でもあり、その産地によってデヴォンシャークリームやコーニッシュクリームとも呼ばれます。日本でも、僅かながらに作られています。

 

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