蓋の開け閉めが自由なペットボトル入り飲料は、手軽に持ち運びが出来るので、外出時の水分補給にも大変便利です。しかし一度開封すると、開け口から細菌やカビなどが侵入しやすくなり、食中毒の原因となる危険性があります。
これらの菌が活発に繁殖しやすいのは、30度前後の温度なので、夏場はより注意が必要です。特に、直接口を付けて飲むことで、菌の侵入と繁殖の危険性が高まります。
ペットボトル入り飲料を安全に飲むためには、開けたら早めに飲んでしまうのが一番ですが、一度に飲みきらない場合は、コップなどに注いで飲むようにし、残りは冷蔵庫で保存しましょう。温度の高い場所に置き忘れたり、長時間放置しないようにし、そういった飲み残しを、もったいないからといって飲んでしまわないようにすることも大切です。
また、容量が少なめのものをこまめに買うなど、ちょっとした心がけで、食中毒の被害を防ぐことができます。