ラー油はどんな方法で作られる?

m_500中華料理に使われる調味料の一つである、ラー油(辣油)。

主な材料は油とトウガラシで、トウガラシの色と辛み成分を油に移したものです。

 

基本的には、唐辛子をベースに他の香辛料などを混ぜあわせたところに、よく熱した油を注いで作りますが、その作り方、バリエーションは様々です。

 

例えば、トウガラシの種類や刻み方を変えて辛みの具合を調節したり、山椒(花椒)、八角、シナモンなどの香辛料、ネギ類やニンニク、ショウガなどの香味野菜を組み合わせて加えることで、より深い風味をつけることができます。

油は主に、植物油が使われています。植物油にも色々とありますが、加熱に伴い風味は弱くなってしまうため、加熱して使う油はサラダ油などの風味の弱いものを使い、ゴマ油などの香りをいかしたいものは後から加えるといった方法もあるそうです。

 

日本のラー油は、油の部分のみをビンに詰めたものが一般的で、ギョウザなどのつけダレに添えたり、和え物の味付けに少量加える程度の使い方が主流でしたが、最近では漬け込んだ薬味も一緒に食べるような具だくさんのラー油が流行し、使われ方も多様化しています。

 

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