ホルモンを使った料理といえば、焼肉やもつ鍋などがあげられますが、最近では地方ごとに特徴のあるホルモン料理が注目を集めています。
ホルモンは、モツとも呼ばれる内臓肉のことです。主にホルモンとして出回っているのは腸や胃の部分ですが、その他の内蔵肉全般のことも、ホルモンと呼びます。
代表的なものに、第1胃(ミノ)、第2胃(ハチノス)、小腸(ヒモ)、大腸(シマチョウ、テッチャン)、肝臓(レバー)、舌(タン)、心臓(ハツ)などがあります。
焼き肉で人気のあるハラミは横隔膜のことで、これも内臓肉にあたります。色によって、赤モツ(肝臓や心臓など)、白モツ(胃、腸など)と呼び分けたり、また牛や豚などの違いや地域によって、呼び方が変化することもあります。