アールグレイの産地はどこ?

m_418ダージリンやアッサム、キーマンなど、多くの紅茶は、茶葉の産地がそのまま名前になっています。

 

アールグレイの場合、茶葉の産地は特に関係なく、主に渋みが少なめの茶葉にベルガモット(イタリア原産の柑橘類)の香りをブレンドした、フレーバーティーにあたります。

 

アールグレイとは、19世紀の英国に実在した人物であるグレイ伯爵(EarlGrey)のこと。グレイ伯爵が持ち帰った中国茶を元に、ブレンドされるようになったという説や、中国に派遣されていた使節団が持ち帰った茶葉をグレイ伯爵がたいそう気に入り、ロンドンの商人に同じものを仕入れて欲しいと依頼したものの、輸入が困難な時代だったため、ベルガモットで香りを付けたブレンドティーが作り出された、といった説などがあります。

 

いずれにしても、グレイ伯爵のお気に入りのお茶が「アールグレイ」として広まり、現在も楽しまれている、ということのようですね。

 

おすすめコンテンツ

初めての薬膳

教えて薬剤師さん

日本の郷土料理