アヒルと野生のマガモ。見た目もずいぶん異なるので、別種の鳥のようにみえますが、アヒルは漢字で「家鴨」と書くように、元々は野生のマガモを家畜化したものなんだとか。
それは、数千年も昔に遡ることで、長い年月をかけて、現在のようなアヒルの姿になったんだそうです。
そんなアヒルとマガモを掛け合わせたのが、アイガモ。動物分類学上でも、アヒル、マガモ、アイガモは、同じくくりになるようです。アイガモを使った、農薬の使用を抑えた稲の栽培法がありますが、同じカモ(アヒル)でも、タマゴを多く生むもの、おいしい肉質を持つものなど、用途に合わせて、多くの品種が飼育されています。