糖度とは、果物や野菜、ジャムなどの加工品に含まれる、しょ糖(砂糖)の量を、百分率(%)で表したもの。数字が大きいほど、糖分が多い(甘い)ということです。
最近では、トマトやイチゴなど、店頭に並ぶ青果物に表示されていることもあり、甘さの目安として、見ることができます。一方ジャムの場合、だいたい糖度60%以上のものが主流でしたが、最近では、健康志向や、甘さよりも新鮮さや素材の味を生かしたものが注目されるようになり、糖度55%未満の低糖度のものが増えてきたようです。
しかし、糖分は甘み付けのためだけではなく、長期保存をするために必要なものでもあります。糖度が低いほどカビが生えやすく、保存期間も短くなるので、開封後は冷蔵庫で保存し、出来るだけ早く食べ切るなど、注意が必要です。