熱湯や牛乳ですぐ溶かせるように作られた調製ココアと違い、ココアパウダー(純ココア)でココアを作ったら、粉っぽくザラついて、うまく出来なかった、なんてことはありませんか?
滑らかな舌触りと香りを出すためには、ココアパウダーを少量の水分で、ツヤのあるペースト状になるまでしっかりと練ることが大切です。
主な作り方は、ココアと砂糖、ごく少量の水か牛乳を加え、木ベラやホイッパーなどで、しっかり練ります。水分は入れ過ぎないよう、少しずつ加減することが大切です。弱めの火にかけ、ペースト状にしたココアに少しずつ牛乳を加えながらその都度混ぜ、沸騰直前で火を止めます。ゆっくりと温め、焦がさない、煮立たせないこともポイントです。温めたカップに注いで出来上がり。
一人分の目安は、ココアと砂糖が小さじ1~3、牛乳120~150ml、水小さじ1くらい。好みで加減しましょう。少し手間と時間がかかりますが、それがおいしさの秘訣。
また、好きな香りのスパイスやリキュールを垂らしてみたり、生クリームやマシュマロを浮かべるといったアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。