キノコと昆布のうまい関係?

m_346様々な種類があるキノコ類のほとんどには、グアニル酸という旨味成分が含まれています。

 

グアニル酸は、昆布に含まれる旨味成分であるグルタミン酸と組み合わせることにより、相乗効果を生みだし、旨味が倍増して感じられるようになります。

特に、グアニル酸が多く含まれるのは、乾物である干しシイタケ。つまり、昔ながらの干しシイタケと昆布のだし汁は、理にかなったものなんですね。

また、キノコ自体にもグルタミン酸が含まれているので、数種類のキノコをあわせて使うことでも、旨味がより強く感じられるようになります。

 

旨味の相乗効果を利用して、瑞々しいマイタケやシメジ、エノキダケといった生のキノコ、干しシイタケなどと、昆布を組み合わせて旨味を作り出し、その分調味料の使用量を控えてみてはいかがでしょうか。旨味を上手に利用することで、減塩につなげることが出来ますよ。

 

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