5kgや10kg、1kgの少量パックなど、米はキログラム単位で売られていることがほとんどですが、炊飯時には、昔ながらの1合、2合、1升といった単位が用いられてます。
1合分の米は、カップではかると約180ml、重さにすると150~160gくらいになります。(米が含む水分量の違いなどで、多少の差があります)
合や升というのは、日本独自の尺貫法の名残ですが、これらの基準を最初に統一したのは、豊臣秀吉が行った「太閤検地」によるものだと言われています。
ちなみに、10合で1升、10升で1斗、10斗で1石にあたるので、1合を150gで計算すると、1石(1000合)は150kgになります。時代劇などでよく耳にする「百万石」というのは、米の収穫量が15万トンある、ということになるんですね。